2020年週刊少年マガジン42号に掲載された「魔女に捧げるトリック」第4話のネタバレ&感想です。
現代から魔女狩りが流行った中世ヨーロッパにタイムスリップしたマキト。
そこで偶然出会ったミアとともに魔女狩りを止めるべく奮闘します!
ミアに続き新たな魔女リーゼにも注目です!
公開審問が行われるとの情報を聞きつけるミア
チョコレートが足らずメンタルが弱っているマキトのもとにある情報が入ります。
公開審問が行われるという情報です。
ミアが言うには4日後の処刑の前に魔女が牢から出されるため、助け出す絶好のチャンスだそうです。
公開審問は罪を問いかけ、拷問にかけ、吐かせるというものです。
これを見て喜ぶ観衆のなんと愚かなことよ。
そしてこの公開審問にはある異端審問官が関わっているそう。
死者復活を謳う奇跡の使い手フィリッポ
フィリッポは死者復活という奇跡を手に入れ、魔女裁判を主導している「鉄槌」というグループに入ろうと試みます。
なんか曲者ばかり集まっている感じです。
リーダーの名はピエトロ大司教。
パスタやドレッシングが頭に浮かんだのは僕だけでしょうか?
そしていざ公開審問の日を迎えます。
2人目の魔女「武具職人のリーゼ」
リーゼは武具職人として活動しているようです。
そんな彼女は現代的センスな悪魔像を制作したことで魔女と疑われたようです。
そして今、吊り落としの刑にあってます。
ロープで縛って吊るして、落下、急停止を繰り返す拷問みたいです。
腕が引きちぎれそうですなぁ。
拷問の際に他の魔女の名を言うように問いかけられます。
マキトいわくこの拷問に耐えられず、テキトーな人の名前を言ってしまい、芋づる式の魔女が増えていくとのこと。
マジックの事前準備を終えてタイミングを見計らう
リーゼの拷問に耐えかねてミアはすぐに助けることを提案します。
しかし、マキトは事前準備が大事だとして、すぐには動きません。
ちなみに作戦は時限爆弾を仕掛けて、気を取られているうちに助け出すという単純なもの。
しかし、ここでフィリッポはついに奇跡を披露します。
壇上の上に男性を上げ胸を突き刺す
フィリッポに指名された男性が壇上に上がります。
するとフィリッポは胸を背後から一突き!
そして壇上から死体を下に落とします。
この際に壇上と群衆の間には柵があり、落ちた遺体を群衆は目視することができません。
そしてフィリッポは唱えます。
「死者よ甦れ」
すると死んだはずの男性が下からまた登ってきました。
まさに死者復活の奇跡。
ミアも感動して涙を流しています。
トリックを見破るマキト
しかし、これは奇跡でもなんでもありません。
死者復活は双子のトリックでした。
マキトは男性の血の位置がおかしいことに気づき見破ります。
柵があったため、下に待機していた、瓜二つの男性に群衆は気づけないのです。
そしてここでマキトの怒りは頂点に達します。
刺されたほうは本当に死んでいるからです。
フィリッポは男性に双子の呪いを断ち切り天国に導くと嘘をついたのです。
はじめて本当の怒りの表情を見せるマキト。
ニアは一瞬引いています。
そして作戦変更を告げるマキト。
リーゼの拷問が本格的に再開しだしたとき、マキトが現れます。
「そこまでだ人間ども」
マキトは悪魔マギトとして君臨します。
そして、ある方向に手を差し出し、遠隔爆破!
これに怯む敵兵たち。
マキトは目立たずに助ける作戦から、目立ちまくる作戦にシフトします。
すべては悪魔に降伏させて、150年後の産業革命まで、魔女狩りを止めるため。
そして誓うのでした。
魔女を助けるために、魔女を救って自らの仲間にすることを。
魔女はみんな何かしらの特技を極めているので揃えば無敵です!
マキトは魔女革命を宣言。
本当のマジックによって時代を変えていきます。
まとめ
マキトがついに本格的な怒りの表情を見せ始めましたね。
これまではどこか他人行儀だった気もしますが。
今後どんな魔女が増えていくのかも楽しみです!
魔女に捧げるトリックの今後にご期待ください。
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